小泉小日記

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今日は立春

 今日2月4日は「立春」。暦の上では今日から春ですが・・・。連日零下5度近くまで冷え込み,校庭には先日積もった雪が残っていて,本当の「春」はまだまだ先の話です。それでも,子供たちは寒さに負けず元気に雪遊びをして,冬を楽しんでいます。

 さて,この頃からテレビのCMなどで「春うた」が流れることが多くなります。だいぶ古いですが,「早春賦(そうしゅんふ)」もその一つです。



 この詩を作ったのは,東京音楽学校の教授だった吉丸一昌さんという方です。吉丸さんは『尋常小学校唱歌』の編纂委員として活動していましたが,大正の初期に長野県安曇野を訪れ,穂高町あたりの雪解け風景に感銘を受けて「早春賦」の詩を書き上げたとされています(「世界の民謡・童謡」のHPより引用)。
 歌詞にあるとおり,「春は名のみ」ですが,これから日も少しずつ長くなり,大地の下から芽吹く生命などに「小さな春」を感じさせながら学校生活を送れるようにしたいと思います。