小泉小日記

2016年12月の記事一覧

オイカワデニム工場を見学しました

  12月9日(金)に3年生が社会科で学区内にある「オイカワデニム」工場を見学しました。有限会社「オイカワデニム」さんは国内外大手ジーンズメーカーやブランドのOEM,「STUDIO ZERO」などの自社ブランドを手がけるジーンズメーカーです。蔵内にある工場までは,スーパーの見学と同様にJR気仙沼線(BRT)を利用しました。工場では,前社長の及川秀子さんに,工場の様子などを説明していただきました。児童らは布地の裁断や専用のミシンによる縫合などの作業の様子に興味津々でした。ミシンで縫合する作業の体験もさせていただきました。また,布地の仕入れや製品の販売などのしくみや,工場で働く皆さんの工夫や願いや努力などについても学ぶことができました。

海の恵みについて調べました

12月9日(金)の3・4校時に5年生の総合「気仙沼の恵みを調べよう」で「気仙沼の魚を学校給食に普及させる会」の皆様をゲストに招いて,食育教室が行われました。この食育教室は今年で3回目となります。3時間目は,同会長の臼井壮太朗さんから遠洋漁業やマグロに関する話を,また歌津町泊浜の漁師髙直哉橋さんからワカメやホタテなどの養殖漁業について説明していただきました。

また,4時間目は,タブレット末端を使って気仙沼の漁業について学びました。先月は蔵内浜でワカメの「種はさみ体験」を行ったり,面瀬小学校で行われた「こども海洋サミットIN東北」で学校代表として発表したりと,海について学ぶことに関心が高い5年生ですが,今回も進んで質問などを行いながら地元のよさを実感していました。

今学期もあと2週間

「知らぬ間に 歩幅広がる 師走かな」  渡辺伝三
昨夜降った雪で,校庭の木々が「プチ雪化粧」となりましたが,午前中にはすっかり溶けてしまいました。昇降口にあるクリスマスツリーのほのかな灯り,書きぞめの墨のにおい,そして学習のまとめなどに励む子供たちの姿に,何かしら心せわしく感じる師走となりました。

さて,市内の学校でインフルエンザに罹患する児童生徒の数が増えてきています。また,感染性胃腸炎についてもまだまだ警戒が必要です。本校ではインフルエンザの罹患者はありませんが,児童には手洗いうがいなどを励行するとともに,外での運動や十分な栄養と睡眠の取得などの指導を行っています。マスクをする児童(予防も含めて)も増えてきました。今学期も残すところ2週間ですが,58名全員が健康で明るく冬休みを迎えてほしいと思います。

書きぞめ練習会はじまる


12月7日(水)から図工室で,放課後の「書きぞめ練習会」がはじまりました。練習会への参加は任意ですが,今回も3~6年生までの30名以上が毛筆と硬筆の練習に励むことになりました。毛筆の課題は「山川」(3年),「日光」(4年),「大成」(5年),「信念」(6年)です。「はらい」「とめ」「おれ」などの基本を大事にしながら,伸び伸びと書けるように上達してほしいと思います。また,硬筆も鉛筆で文字を正しく整えながら,ていねいに書いてほしいと思います。練習会は12月は5回,1月は3回の計8回行う予定です。

サケをとるしごと~2年生活科~

12月5日(月)に2年生の生活科で小泉川サケふ化場の見学を行い,サケの採卵作業などを体験しました。小泉川のサケ漁は古くから地域を代表する産業で,毎年2年生がサケ漁の学習を行っています。今回は小泉川でのサケ網の見学,ふ化場での採卵作業体験,そしてサケ漁で働く人たちに質問などを行いました。採卵作業体験では,サケ増殖組合の方々にサケの卵を取り出し方を教えていただきました。3月には,卵からかえった稚魚の飼育や川への放流を行う予定です。