小泉小日記

2016年12月の記事一覧

よいお年をお迎えください



 冬休みに入って6日たちました。子どもたちのいない校舎はひっそりとしています。ワックスがかけられた廊下の輝きが長い休みを物語っています。昇降口には正月のポスターや飾りがつけられ,新年を迎えるばかりとなりました。

 生活科室を使って行われている「小泉元気っこクラブ(学童保育)」も今年の分は今日で終わりです。6名が参加し,寒さに負けず元気に遊んでいました。また,今月5日からはじまった南側駐車場の緊急仮設住宅の撤去作業もだいぶ進み,予定通り1月中旬には終えそうな気配です。
 今日28日(水)は「仕事納め」。明日から1月3日(火)まで学校は閉庁となります。保護者・地域の皆様並びに関係の皆様には,平成28年も本校教育活動に多大なご協力等をいただき誠にありがとうございました。感謝と御礼を申し上げます。年の瀬を迎え寒さが本格的になって参りましたが,ご健康に留意され,よき新年を迎えられますようにお祈り申し上げます。

みんな元気な78日間でした~明日から冬休み~


22日(木)の1校時に集会ホールで第2学期終業式が行われました。近隣では風邪やインフルエンザが流行っていますが,一人の欠席もなく58名が元気に出席できました。校長から,今学期の活動の振り返り(「輝け!思い出大賞」の発表)や3つの「あ」(「あ」いさつ・「あ」んぜん」・「あ」さごはん)などについての話の後,1・3・5年生の代表児童が今学期にがんばったことなどの作文発表を行いました。式の後は,生徒指導担当から,冬休みの生活で気をつける「4つの用心(「火」「水(氷)」「車」「人」の用心)」についての安全指導を行いました。

また,各教室では通信表や冬休みの課題等の配付,冬休みの計画などが行われました。学期末大掃除も行われ,自分の机を念入りにきれいにしたり,廊下などはみんなで力を合わせて掃除したりしました。明日から1月9日(月)まで冬休みとなります。家庭で楽しい年末・年始を過ごし,10日(火)には元気な笑顔で登校できることを楽しみにしています。

お年寄りの方々と交流~「はまなすの丘」訪問~


12月20日(火)に5年生が総合の福祉学習で介護老人福祉施設「はまなすの丘」を訪問しました。施設では,担当の方に施設の概要について説明をしていただきました。
高齢者の方々との交流活動では,「ビリーブ」の合唱や「威風堂々」の合奏を披露しました。また,運動会で行った「小泉小ソーラン」も元気に踊りました。ジャンケンを取り入れた「リラクゼーション」や学校のクイズなども行い,集まった方々にとても喜んでもらえました。高齢者の方々の中には「たくさん元気をもらった」とおっしゃる方もいました。訪問の受け入れていただいた「はまなすの丘」の皆様,ありがとうございました。

今年もいらっしゃいました~ひまわりおじさん~

12月20日(火)に今年も「ひまわりおじさん」が会いに来てくださいました。神戸の「ひまわりおじさん」こと荒川勣(いさお)さんが来校するのは今回で6回目,震災の時からずっと子供たちのためにご支援をいただいています。今回も黄色のサンタクロースに扮して,秋田県からいらした「トナカイ」さんを引き連れて,笑顔をふりまきながら子供たちの前に登場しました。いつもの腹話術の人形ではなく,愉快な操り人形を使って楽しいお話をしていただきました。また,クリスマスのプレゼントも一人一人に手渡していただきました。最後に6年生が代表してお礼のことばを述べました。短い時間でしたが,今年も「ひまわりおじさん」と心温まる楽しい時間を過ごすことができました。


この日はサンタさんからのプレゼントの他に,給食の献立が年に一度の「クリスマスメニュー」の日でした。セレクトメニューでは,白スポンジにチョコレートクリームの組み合わせの「メゾンドノエル」というケーキと,イチゴ味のプリンにホワイトクリームとイチゴソースのかかった「カップデザート」の好きな方を選択できます。今日は欠席の児童がなく,みんな楽しくクリスマスの味を楽しめました。クリスマスまではあと5日,明後日は第2学期終業式です。

子供たちに元気と希望を!~イルミネーション~

12月18日(日)から国道45号線小泉大橋に面した学校の北側斜面で『小泉の子供たちに「光」で元気と希望を!』のイルミネーションが開始されました。本校PTA(森谷裕一会長)とPTA会長OB有志会(加納保代表)が発起人となり,小泉地区の子供たちに元気と希望をもってもらおうとして企画されたものです。17日(土)には,保護者と子供たちが参加して取り付け作業が行われました。草刈り機で土手の草をかったり,フェンスに電球を丁寧に取り付たりと時間のかかる作業でした。地域の復興工事関係の「五洋・みらい・徳倉特定建設工事企業体」「戸田・淺沼・三浦建設工事合同企業体」と「サンフレッシュ小泉農園」の方々にも,取り付け作業のほか発電機なども提供していただきました。昼間は小泉大橋や防潮堤の復興工事の槌音が鳴り響いていますが,夜になると真っ暗で人気も無くひっそりとします。夜の静寂(しじま)にうかぶイルミネーションは,子供たちの元気な成長と小泉地区の豊かな未来を願うように光り輝いています(2016年12月30日で終了しました)。

オイカワデニム工場を見学しました

  12月9日(金)に3年生が社会科で学区内にある「オイカワデニム」工場を見学しました。有限会社「オイカワデニム」さんは国内外大手ジーンズメーカーやブランドのOEM,「STUDIO ZERO」などの自社ブランドを手がけるジーンズメーカーです。蔵内にある工場までは,スーパーの見学と同様にJR気仙沼線(BRT)を利用しました。工場では,前社長の及川秀子さんに,工場の様子などを説明していただきました。児童らは布地の裁断や専用のミシンによる縫合などの作業の様子に興味津々でした。ミシンで縫合する作業の体験もさせていただきました。また,布地の仕入れや製品の販売などのしくみや,工場で働く皆さんの工夫や願いや努力などについても学ぶことができました。

海の恵みについて調べました

12月9日(金)の3・4校時に5年生の総合「気仙沼の恵みを調べよう」で「気仙沼の魚を学校給食に普及させる会」の皆様をゲストに招いて,食育教室が行われました。この食育教室は今年で3回目となります。3時間目は,同会長の臼井壮太朗さんから遠洋漁業やマグロに関する話を,また歌津町泊浜の漁師髙直哉橋さんからワカメやホタテなどの養殖漁業について説明していただきました。

また,4時間目は,タブレット末端を使って気仙沼の漁業について学びました。先月は蔵内浜でワカメの「種はさみ体験」を行ったり,面瀬小学校で行われた「こども海洋サミットIN東北」で学校代表として発表したりと,海について学ぶことに関心が高い5年生ですが,今回も進んで質問などを行いながら地元のよさを実感していました。

今学期もあと2週間

「知らぬ間に 歩幅広がる 師走かな」  渡辺伝三
昨夜降った雪で,校庭の木々が「プチ雪化粧」となりましたが,午前中にはすっかり溶けてしまいました。昇降口にあるクリスマスツリーのほのかな灯り,書きぞめの墨のにおい,そして学習のまとめなどに励む子供たちの姿に,何かしら心せわしく感じる師走となりました。

さて,市内の学校でインフルエンザに罹患する児童生徒の数が増えてきています。また,感染性胃腸炎についてもまだまだ警戒が必要です。本校ではインフルエンザの罹患者はありませんが,児童には手洗いうがいなどを励行するとともに,外での運動や十分な栄養と睡眠の取得などの指導を行っています。マスクをする児童(予防も含めて)も増えてきました。今学期も残すところ2週間ですが,58名全員が健康で明るく冬休みを迎えてほしいと思います。

書きぞめ練習会はじまる


12月7日(水)から図工室で,放課後の「書きぞめ練習会」がはじまりました。練習会への参加は任意ですが,今回も3~6年生までの30名以上が毛筆と硬筆の練習に励むことになりました。毛筆の課題は「山川」(3年),「日光」(4年),「大成」(5年),「信念」(6年)です。「はらい」「とめ」「おれ」などの基本を大事にしながら,伸び伸びと書けるように上達してほしいと思います。また,硬筆も鉛筆で文字を正しく整えながら,ていねいに書いてほしいと思います。練習会は12月は5回,1月は3回の計8回行う予定です。

サケをとるしごと~2年生活科~

12月5日(月)に2年生の生活科で小泉川サケふ化場の見学を行い,サケの採卵作業などを体験しました。小泉川のサケ漁は古くから地域を代表する産業で,毎年2年生がサケ漁の学習を行っています。今回は小泉川でのサケ網の見学,ふ化場での採卵作業体験,そしてサケ漁で働く人たちに質問などを行いました。採卵作業体験では,サケ増殖組合の方々にサケの卵を取り出し方を教えていただきました。3月には,卵からかえった稚魚の飼育や川への放流を行う予定です。