日々の出来事

理化学研究所 齋藤武彦先生の講話を聴きました

 4時間目、多目的室で、理化学研究所の齋藤武彦先生をお迎えして、講話をしていただきました。
 齋藤先生は、東日本大震災後の2012年から、被災した岩手・宮城・福島沿岸の学校等を訪問し、東北の子どもたちに向けて「物質のはじまり」についての特別授業を400回以上行っています。
 「科学で東北の子どもたちを楽しませたい」「深い痛みもつらさも経験した子どもたちに世界の広さを知ってもらいたい。世界に羽ばたき世界を変える力になってほしい」という思いを持って、取り組んでいる方です。
 本市でも長い間お世話になってきました。
 現在は、埼玉県にある国立研究開発法人理化学研究所高エネルギー原子核研究室主任研究員として、中性子星の中に存在すると考えられてるハイペロンという粒子を含む特殊な原子核の研究を中心に、多岐に渡る研究を進められています。
 また、埼玉大学での指導やドイツマインツ大学でも研究を行っています。
 今回の出前授業に関しては、急に先生の予定が空いたことから行うこととなり、過去につながりのある学校に訪問することとなりました。 
 今日も「物質のはじまり」「宇宙の話」と思っていたら、「人工知能(AI)」のお話でした。
 すでに日本に戻ってきて5年ほど過ぎましたが、世界で2例目の検出に成功するなど精力的に研究を進められています。

世界で2例目

AIの画像検索と勝負 津谷中学校では3名が全問正解
先生が驚いていました
午前中の学校では0人だったそうです

御礼の挨拶

お昼は3年2組で給食を食べました