平成31年度

注文の多い料理店(5年:国語)

 週末2日連続の出張と3連休で,ずいぶんご無沙汰してしまいました。
 今日は,7日の気仙沼市の教育研究員の授業研究会(研究員の先生方が来校して授業参観と話し合いを行います)の前時の授業を見せてもらいました。
 題材は宮沢賢治の「注文の多い料理店」です。お父さん,お母さん,だけでなく,おじいちゃんおばあちゃんも勉強した伝統ある物語文の一つです。
 
 今日の課題は「なぜ,二人の紳士の顔が元に戻らないのか,自分なりの理由を考えよう。」です。子どもたちは,はじめの紳士の様子とおわりの紳士の様子を比べ,変わったこと,変わらなかったことを付箋紙にまとめて,話し合いを進めていきました。
 
 「(恐怖で)心を痛めたから」「山猫はまだ居るから」「二人の性格が変わっていないので(罰として)」など,課題についての考えがいろいろ出されました。
 自分以外の考えでも,参考になるなと思ったことを青ペンで書き加えることもできており,力が付いてきたように感じました。
 教室には発展的な読書が出来るように,賢治の作品が用意されていました。5年生のみなさん,読んだら,感想を聞かせて下さいね。