平成31年度

熊谷育美ミニライブ

 本日3校時,気仙沼出身のシンガーソングライター熊谷育美さんをお招きしてミニライブを行いました。6年生の国語の「プロフェッショナルたち」の学習の発展として,プロのミュージシャンである育美さんからお話をいただく機会を設けたものです。
 3歳からピアノに触れていた育美さんが,曲作りを始めたのは中学2年のころ,当時は自分の思い悩みを綴りそれに曲を付けて歌っていたそうです。そうやって歌うことで心がすーっとすることから創作の魅力を知り,自分のために曲作りをするようになったそうです。
 高校1年で初めてオーディションを受け,19歳の時に音楽事務所から注目されましたが,なかなか芽が出ず,メジャーデビューは23歳になってからでした。悔しい思いをしながら,この間に曲作りに没頭したことが財産になっていると語ってくれました。

 
 デビューして3ヶ月,映画「トリック」の主題歌を担当することになり,一気に脚光を浴びることに,24歳での最初のテレビ出演がミュージックステーションでした。その後の活躍は皆さんのご存知の通りです。
 気仙沼の夏の風物詩,みなとまつりの花火をイメージした「夏のはな」,震災後,音楽での表現ができなくなりましたが,2年後に作った「ぼくらの声」の2曲を弾き語りで歌っていただきました。 
 
 
 最後に「海潮音」をみんなで歌いました。なんと育美さんからアンコールの声がかかり1番だけもう一度。前より気合いを入れて歌いました。
 
 「一番最初に作った曲は?」,「一番お気に入りの曲は?」などの質問にも答えていただきました。
 最後に,作詞家が将来の夢というHさんが「育美さんを目標に頑張りたい。お話と歌をきかせていただきありがとうございました。」と,お礼の言葉を述べました。
 全くの無償,送迎もお母様たちという訪問でした。素晴らしいお話,すてきな歌,本当にありがとうございました。