小泉小日記

おかえりサケ!

11月26日(金)は,小泉川鮭増殖組合と小泉公民館の協力の下,2年生と6年生が鮭の採卵・受精に関わる様子を見学しました。
最初に,遡上してきたところを「やな場」と呼ばれる仕掛で捕獲する様子を見せていただきました。
 
新聞では鮭が遡上してくる数が激減していることが報じられていたので,今年は見学自体が心配されましたが,増殖組合の方が数日分の鮭を網に入れてくれていたこともあり,たくさんの鮭が入っているところを見ることができました。6年生にとっては,自分たちが2年生のときに放流したであろう鮭と対面を果たすこともできたと思います。
捕獲した鮭が鮭ふ化場に持ち込まれた後は,鮭の採卵や受精などの体験をさせていただきました。例年,児童の中には「かわいそうだ」と話す子がいますが,多くの鮭が再び遡上してくるための準備であることを理解すると,勇気を出して取り組むことができるようです。
 
本校でも,鮭増殖組合の方の御協力の下,来週から鮭の卵を預かり,学校の水槽で稚魚まで育てる予定です。大切な命のバトンをつないでいけるよう,大切に育てていってほしいと思います。