小泉小日記

表現力を高める~校内席書大会~

 
  16日(月)の5校時に校内席書大会が行われました。1・2年生は各教室(硬筆)で,3年生以上(硬筆と毛筆)は集会ホールに一堂に会して行われました。子供たちは昨年の12月から国語の時間や,放課後の特別練習会などに参加して練習に励んできました。

 書きぞめは課題となる手本の字を真似て書きます。手本を見て自分の文字を書き,手本と自分の文字で何が違うのか,文字を観察して分析する必要があります。例えば,文字の全体のバランス,空間,太さなど線質,文字間などです。よく分析してその手本どおりに書けると,文字の表現の幅が広がり,自分の表現力が高まります。つまり,文字を書く時に成長した実感を得ることができます。また,文字を書いていくうちに自然と集中し,集中すると周りの雑音も消え精神統一の力が高まるという効果もあるようです。

 大会では,緊張感のある中で,一人一人が集中して励んだことにより,これまでにないよい作品にしあげることができました。2月2日(木)から「校内書きぞめ展」が行われ,各教室前に力作が並びますのでどうぞご覧下さい。また,作品の何点かは1月27日(金)から3日間リアスアーク美術館行われる「市内書きぞめ展」に出品される予定です。