小泉小日記

身近にある温暖化

2年生と6年生のよい子たちが,サケの人工ふ化の体験をしました。
小泉川鮭増殖組合様のご協力をいただき,まずは遡上したサケの採補の様子を見学しました。


次にふ化場に移動して,採卵と受精を体験させていただきました。
 

サケは平均4年で育った川に戻ってきます。6年生が2年生のときに放流した稚魚も,成長して戻ってきたことでしょう。
しかし,サケの水揚げは年々減少しており,ピーク(84,000尾ほど)だった平成21年と比べると,昨年はその0.8%(670尾ほど)まで減っています。
今年はいくらか持ち直し,すでに昨年程度の水揚げはありますが,平年並みには及びません。
日本近海の海水温が上昇したため,北の海で成長したサケが南下しにくくなっているのではということでした。こんな身近にも温暖化の影響が出ているんですね。
2年生はこの後,稚魚の飼育・放流の体験もします。6年生になったとき,たくさん戻ってきてくれる小泉であってほしいですね。

今日は文章が長くなってしまいました。